
狭山市エリア

【コラム】
2024年の住宅リフォーム業界を振り返って
2024年も終わり、新しい年が始まりました。この機会に、昨年の住宅リフォーム業界の動向を振り返り、今後の展望について考えてみたいと思います。
住宅リフォーム市場の動向
2024年は、省エネリフォームの需要が高まった一年でした。政府の補助金制度が後押しし、高断熱窓への交換や太陽光発電の設置、エコキュートの導入といった省エネ対策が注目されました。特に、「住宅省エネ2024キャンペーン」の影響で、宮本工務店でも多くの方が補助金を活用してリフォームを検討されました。
また、中古住宅の流通が活発化し、購入後のリノベーション案件も増加しました。新築価格の高騰が続く中、「中古+リフォーム」という選択肢を取るお客様が増えている印象です。こうした動きは、今後も続くと考えられます。
人手不足と資材高騰の影響
一方で、業界全体が抱える課題も浮き彫りになった年でもありました。職人不足が深刻化し、リフォーム工事の納期遅延が発生するケースも見られました。加えて、資材価格の高止まりが続き、お客様のリフォーム計画にも影響を与えました。
宮本工務店でも、仕入れコストの上昇を抑えるために協力業者との連携を強化し、コストパフォーマンスの高いリフォーム提案を心がけましたが、今後もこの課題には柔軟に対応していく必要があります。
2025年に向けて
今年は、さらに「高性能リフォーム」のニーズが高まると予想しています。特に、断熱性能の向上といった「快適で長く住める住まいづくり」が求められるでしょう。また、デジタル化の流れも進んでおり、オンラインでの相談やVRを活用したリフォーム提案など、新しいサービスを取り入れていくことが重要になりそうです。宮本工務店では2024年、クラウド型の営業管理システム及び会計システムの運用が100%完了いたしました。
2025年も、お客様の暮らしを豊かにするリフォームを提供できるよう、より一層努力してまいります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。


